糖尿病の新治療法 Day:2010.12.10 06:08 Cat:ニュース いま、糖尿病の治療が劇的に変わろうとしています。これまでの糖尿病の治療で大切なのは「生活習慣の改善」や「規則正しい薬の服用」と言われてきました。しかし、自覚症状が全くないのに厳しい食事制限や大量の薬を使用しつづけることを強いられるため、なんと半数もの患者さんが治療を続けられずにいます。しかし、2010年から日本で発売された新薬なら、患者さんの負担を劇的に軽減させ、症状を改善させることが可能に!新薬には一体どんな秘密が隠されているのでしょうか?さらに、わずかな体重減や、意外な「あること」をするだけで驚くほど血糖値を下げるという、超朗報の最新情報もあわせてお届けします!【追記】取材中、30代のディレクター2名とも糖尿予備軍と判明・・・。自分事として制作に取り組みました。若い方もぜひ見てください!糖尿病患者さんの苦しみを一挙解決!タレントのグレート義太夫さんは15年前に糖尿病を患ってから徐々に悪化させ、ついに腎不全になってしまいました。現在は人工透析を続けながら闘病中です。実は義太夫さんはお父さんを糖尿病で亡くしています。糖尿病の怖さを身をもって知っていたのです。だから、治療の当初はとても頑張っていました。なのにどうして、糖尿病を悪化させてしまったのでしょうか?理由の一つが大量の薬を注射・服用しなければならないこと。糖尿病には自覚症状がほとんどありません。なのに、多い場合で1日8回も薬を注射、もしくは服用しなければなりません。たくさん薬を飲んでも良くなった実感が全くない・・・これが精神的に大きな負担となり、薬を途中でやめてしまったのです。さらに、患者さんを苦しめるのが「低血糖」という薬の副作用です。体調や食事の量によっては、薬を注射・服用することで血糖値が下がりすぎる場合があります。重篤な場合は意識が混濁したり命を失うこともあるので、患者さんは薬を使うことをためらってしまうのです。しかしなんと!新薬は「1日1~2回でOK」「単体で使えば低血糖の副作用がない」つまり、糖尿病患者さんを苦しめる二つの問題を解決してしまうのです!新薬の生みの親はトカゲ!?新薬が生まれるきっかけとなったのは、なんとアメリカドクトカゲ!一体どういうことなのでしょうか?アメリカドクトカゲは大量のエサを一気に食べてもなぜか血糖値がほとんど変化しません。エサの少ない砂漠では食べられるときにできる限り大量に食べておく必要があります。しかし、一度に大量に食べると血糖値が急激に上がって体に負担が・・・。そこで、アメリカドクトカゲは口の中に前もって血糖値が上昇することを知らせる「お知らせ物質」を作る器官を持っており、それによって目覚めたすい臓が血糖値を下げるホルモン「インスリン」を出す準備をしておいてくれます。だから、血糖値がほとんど上がらずに済んだのです。実は人間も「お知らせ物質」を持っています。人間の場合は小腸から出ていますが、糖尿病患者さんの場合、すい臓が目覚めるのが遅くインスリンの量も少ないため、血糖値が上がってしまいます。そこで、トカゲのお知らせ物質を薬にしたのが新薬。トカゲのお知らせ物質は人間の体内で分解されにくく長持ちするので投与回数が少なくてもOK!さらに、目覚めたすい臓が適切に血糖値をコントロールするので低血糖の副作用も起きずに済むのです!新薬・インクレチン関連薬の注意点小腸から出る「お知らせ物質」は「インクレチン」というホルモンです。その名前をとって新薬は「インクレチン関連薬」と呼ばれています。注射薬と飲み薬があり1日1~2回の投与で大丈夫です。インクレチン関連薬を使う際の注意点は二つあります。1.1型糖尿病や病歴の長い2型糖尿病の患者さんのように、インスリンの補充が不可欠な患者さんには使用できません。2.他の糖尿病治療薬と併用した場合、低血糖が起きることがあります。※使用の際は必ず糖尿病の専門医に相談してください。糖尿病専門医は糖尿病学会のホームページhttp://www.jds.or.jp/(NHKサイトを離れます)で検索することが可能です。血糖値を下げるダイエットの秘けつ糖尿病は予備軍・患者合わせておよそ2200万人もいます。そして、その半数は肥満が原因と言われています。でも、やせればいいとわかっていても、なかなかダイエットできない人が多数・・・その主な理由は目標が高すぎること。多くの人は理想が高すぎるためダイエットに踏み切れないでいたのです。しかし最新の研究結果では、なんと「現在の体重から4%やせるだけで、多くの場合、血糖値が改善する」ということがわかりました。ダイエットに取り組む「初めの一歩」がとっても踏み出しやすくなる朗報です!なぜ、わずかな減量で血糖値が下がるのでしょうか?理由は肝臓にあります。肝臓は血液中の余分な糖をためておくいわば「糖の貯蔵タンク」。肥満の人は多くの場合肝臓に脂肪がたまった「脂肪肝」の状態になっていて、糖を取り込む能力が落ち、血糖値が上がるのです。しかし、肝臓につく脂肪は「つきやすいけど落ちやすい」のが特徴。減量をし始めたらまず初めに落ちてしまうので肝臓の貯蔵タンクが復活。だから、わずかな減量でも効果が現れたのです!はかるだけ!?血糖値降下術!糖尿病の3大治療法は食事・運動・薬だと言われています。しかし最近、まったく新たな「第4の治療法」に注目が集まっています。その治療法とは、なんと「血糖値をはかるだけ」。血糖値をはかって記録すると、自分の血糖値の状態が一目りょう然になるため、食事や運動の量をコントロールしやすくなります。また、血糖値が下がったときの喜びが生活改善へのモチベーションを高めるため、治療に前向きになり血糖値を改善できた人がたくさんいるのです!測定する機器は一台およそ1万円。一部の薬局やインターネットでも購入可能です。病院で配布される場合、条件を満たしている人には保険も適用されるようになりました。※この治療法は初期の糖尿病患者や予備軍の方に効果的です。ニチレイ カロリーナビ 21食(旧商品名:糖尿病食)...価格:17,840円(税込、送料込) 関連記事 オリコンランキング 年功序列 『KAGEROU』 動物将棋 宇多田ヒカルのアーティスト活動休止前最後のコンサート「WILD LIFE」 Googleが年間検索ランキングを発表 玉三郎が海老蔵にチクリ「お目にかかって、いろいろ話したい」 糖尿病の新治療法 ロシアでは不倫をしていない人間は「ダメ人間」扱いされるらしい 斎藤佑樹:入団会見その3止「田中投手はプロの大先輩、早く追いつけるよう頑張る」 皇太子妃雅子さまの現状 海老蔵、小林麻央にもう飽きた・・ ありえへん話・・・ 海老蔵、その夜の真実 海老蔵釈明会見 URL Comment(0)Trackback(0)Edit