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「頂いて困った」から学ぶ 賢いお歳暮選び

お歳暮シーズンを迎え、品物選びに悩む時期になりました。毎年様々なところで「お歳暮に関する意識調査」が行われていますが、それらをチェックしてみたところ、「贈りたい品物」と「もらいたい品物」の両方において「好みに合っているもの」「品質の良いもの」「実用性のあるもの」が上位を独占し、過半数を占めています。

確かにその通り。だからこそ、相手の好みを考えながら高品質で使えるものを選ぼうと、皆さん悩んでいるわけです。

ところが、良かれと思って選んだ品物なのに相手に喜ばれないことがあります。頂き物のお礼は言っても、苦情を言えないのが人の常。相手は嬉しそうな素振りだったのに、本音は困ったと感じている場合があるのです。皆さんにも、困った経験がありませんか?

そこで、そんな「頂いて困った」例からお歳暮選びの注意点を学んでみましょう。


「嗜好に合わず参りました」
素敵な品物も、相手のこだわりをクリアしないと使ってもらえない可能性が…
これが最も多い意見です。例えば、アルコールが飲めないのにビールが届いたり、魚貝類が苦手なのに産地直送の生魚が届く。ビールも産地直送生鮮食料品も常に上位にランクインする人気商品ですが、嗜好に合わなければ単なる困り物に過ぎません。

また、どこの家庭でも使う実用品であっても自分で安全だと思うものしか使わない、自分のこだわりをクリアした食材しか食べない、自分の趣味に合うものしか使用しない……など、自分のこだわりを最優先する場合もあります。

相手のことがよくわかっているなら安心ですが、わからない場合には、こうした嗜好・趣味・こだわりに左右されるものは控えたほうが無難かもしれません。(嗜好に合わず他の人に差し上げられるような品物ならいいのですが、それもはばかれるようなものは更に困ります)


「家族では消費しきれず困りました」
小人数なのに、それを上回る量のもの。賞味期限の短い生鮮食料品はもちろんのこと、ある程度日持ちするものであっても、家族の消費量は限られています。

それに、年末年始に向けて冷蔵庫のスペースに余裕が無いので、保存するにもひと苦労。他の人に分けるのが大変な場合だってあります。家族構成を考え、迷惑にならない適切な量を考えたいですね。
まだまだあります困った話。あなたにも身に覚えがあるのでは?続く




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