極道マンガが原発事故を予言? Day:2011.03.19 17:12 Cat:ニュース 「週刊漫画ゴラク」を発行する日本文芸社が、東北関東大震災の被害状況を鑑み、同誌で連載中の極道マンガ『白竜~LEGEND~』(原作・天王寺大/劇画・渡辺みちお) の「原子力マフィア編」を中断すると発表した。冷徹なヤクザでありながら子どもにも慕われる優しさを持つ"白竜"こと白川竜也の活躍を描いた同作は、ヤクザ同士の利権争いや抗争といった定番ネタだけでなく、テーマパーク建設に絡んだ癒着・不正、医療界の闇など社会派のテーマも扱ってきた。今回、あまりにも現実問題とリンクしてしまったため、中断という事態になったようだ。 大地震発生当日の11日に発売された3月24日号では、海辺で記者が白竜たちを前に、『東都電力』という電力会社と原発の闇について語っている。 描かれたのが原発事故発生前だったにも関わらず、「原発の内部じゃな...マスコミに発表されない事故が頻繁に起こっているんだッ!!」「それらをすべて...金と権力によって覆い隠しているのが、東都電力の体質だッ!!」「原発の配管技術は化学プラントと比べると15年遅れている」「原発は多重構造になった下請けシステムで成り立ってるんだ!!」「しかも、その工事現場はずさん極まりない!」「原発はいわば配管で出来ている発電システムなんだ。この中の主要配管が吹っ飛べば、チェルノブイリ級の原発事故が起こる!!」など衝撃的なセリフが次々と飛び出している。 下請けへの過度なピンハネに対して、極道たちが「ひでえ...ヤクザでもそこまではしねぇぞ!」と憤る姿はシュールでもあるが、あくまで脚色したフィクションであるものの、驚くほど現実の原発問題とリンクしていると思える内容である。さらに驚くことに「原子力マフィア編」の以前には、相撲界における野球賭博の横行を描き、ヤクザが介入した相撲の八百長にテーマが移っていった最中に、現実に相撲の八百長問題が発覚したこともあった。原作者の天王寺大は、人気マンガ『ミナミの帝王』の原作を手掛けていることでも知られるが、恐ろしいほどの予測ぶりだ。【楽天ポイント10倍】【送料無料】【中古本】白竜 (1-21巻続刊)漫画全巻セット【中古】価格:11,278円(税込、送料込) 関連記事 天罰なんかクソ喰らえっ!!! ミチロウ率いるM.J.Qが新作発売 産経が「自衛官」ネット投稿紹介 「死地に向かわせるなら首相ら陣頭に」 福島・双葉町が集団避難 役場機能ごと千人が埼玉へ 星野監督「巨人の選手からああいう言葉が上がってほしかった」 【ワイドショー通信簿】こんな時に!?セ・リーグ来週から照明煌々でナイター開幕 ラモス瑠偉氏が東京都民に喝「逃げてどうする、買い占めてどうなるんだよ!」。 辰巳琢郎「子どもの餓死、死体の山…」石巻市の救援が行き届かない現状を代弁 極道マンガが原発事故を予言? 福島第一原発はレベル5 深刻度、スリーマイル並み 池上彰氏、20日に生特番「大震災のなぜ」 被災から1週間、各地で黙とう 被災地は最悪の状況か「女性から食べ物を奪い、救援物資車を狙って強奪」 恵比寿マスカッツ コンサートは延期になりました チェッカーズ、有線J-POPチャートで初の快挙 人気AV女優が個性派女優へ転向? URL Comment(0)Trackback(0)Edit