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星野監督「巨人の選手からああいう言葉が上がってほしかった」

楽天・星野仙一監督(64)は、東日本大震災への対応で12球団の足並みがそろわず結局“セ・パ分離開催”となったことにもどかしさを募らせ、怒りを押し殺している。

 「言いたいことはたくさんあるよ。しかし、おれの立場は(被災地を本拠地とする)当事者だから黙っている。そうでなければ、とっくに言っとる。ぶちかましとるよ! おれが阪神や中日にいれば言うんだけど」

 楽天ナインは17日、ナゴヤ球場を借りて練習。闘将は報道陣を前に苦悶の表情だったが、それでも本音がポツリ、ポツリと口をついた。

 「当事者のおれの口からは言えないことだが、選手たちがまともなことを言っているのがうれしかった。宮本とかな」

 星野監督とは2008年北京五輪を一緒に戦ったヤクルト・宮本慎也内野手は前日(16日)、25日開幕強行に理解を求める球団首脳に対し、「納得できる理由が何一つなかったので、無理ですと言いました。選手会は144試合をダブルヘッダーでもやると言っている。それでもなぜ開幕にこだわるのかわからない。損得を考えているしかないでしょう。野球で勇気を与えるというけれど、今はまだその時期ではない。思い上がりもいいところ」とぶちまけていた。星野監督にしてみれば、わが意を得たりとひざを打ったというところか。

 さらに星野監督は「ひとつ言わせてもらえれば、巨人の選手からああいう言葉が上がってほしかった」とも。



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