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今年ぴょんと跳ねたい昨年不運のオンナたち

2011年、平成23年となる今年は辛卯(カノトウ)の卯年。干支の意味を探ると「草木が地面を蔽うようになった状態」を示しているらしい。ちなみに昨年の干支は寅で、その意味は「草木が生じる様」だという。つまり今年は去年出た芽が地面を蔽うほどに成長するというわけだが、そんな干支の由来に一喜する人も一憂する人もいることだろう。特に昨年災難に会った人々は、そんな厄介な雑草のような芽はすぐにでも刈り取りたいと願っているに違いない。

 たとえば女優の矢田亜希子など、その最たる人物ではないだろうか。一昨年夏に夫で俳優の押尾学が逮捕起訴され、その後保釈金を支払い釈放し離婚したとはいえ、まだまだ彼女の周りには厄介な押尾ブランドという草木がまとわりついている。昨年5月には『刑事・鳴沢了~史上最悪の24時間~』(フジテレビ系)で約3年ぶりとなる女優復帰を果たし、夏には同局系列による『逃亡弁護士』にも出演。しかしいずれも端役での出演にとどまり、以前のような輝きを取り戻すことはできなかった。

「局や制作者側も彼女に対しては手探り状態です。酒井法子のように実際の事件に関与してない彼女に非はありませんからね。もしかしたら悲劇のヒロイン的な人気が出るかもしれないなんて憶測もありました。でも、どうやら昨年の女優復帰の結果はそうはならなかったみたいですね。やはり押尾学のイメージは相当悪いですよ。『希代の悪』というとちょっと大物芸能人のような感じがしますが、世間のイメージはすでにそんなものではなくて『ただのバカ』といったものではないですかね。彼は芸能史にも残る最悪の印象を持っているんじゃないですか。大手メディアでの矢田の復帰は絶望的かもしれません」(芸能関係者)

 さらに昨年不幸だったのが、年明け早々に母親が転落死した元モー娘。のメインメンバーである後藤真希だろう。彼女はその後一時期芸能活動を休止。引退説など飛び交う中、7月にミニアルバムをリリースした。しかし、業務提携がなされていたとはいえ、アルバム発売を記念した量販店での手売りにも似た行脚などは痛々しく、その姿は元国民的アイドルとは思えないものだった。さらに同月に放送された『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)では、家族の赤裸々事情を語りつくし、視聴者に同情とセンセーショナルな衝撃を与えた。が、それでも彼女の活躍が本格的になることはなく年は明けた。

 昨年芸能界で起こったセンセーショナルな話題といえば、やはり海老蔵殴打事件だろう。ことに事件で取りざたされるのは当の本人だが、昨年夏に晴れやかに結婚し、今のところ自称とはいえ、研鑽を積めば間違いなく将来的に「人間国宝」になる人物の結婚相手とあって、世間の注目を大いに集めた小林姉妹の妹・麻央だったが、まさか年の暮れにあんな事件で再注目されるとは思ってもみなかったに違いない。

「一部報道では、麻央さんに対して関係者から"即刻警察に通報するなんて梨園の妻としてなっていない"というような非難があったとも言われてますが真偽は分かりません。それでも、梨園の常識というものが世間の常識と少しズレているのは間違いないですね。ただ、いずれその麻央さんも心身ともに梨園の人間になるのは時間の問題ですから、いい意味で世間とはズレた浮世の世界を支えてほしいです」(古典芸能関係者)

 まさに新婚ホヤホヤの小林にとっては寝耳に水の出来事だったに違いない海老蔵殴打事件だが、テレビ報道などを見る限り彼女の献身的な介抱振りは好感がもてる。彼女自身が今後芸能界で以前のような活躍することはないだろうが、彼女に変わって活躍すべきは夫である市川海老蔵だ。無期限活動休止とはいえ、ドル箱役者の復帰は当然早いものになるだろう。矢田や後藤もそうだが、昨年寅に噛みつかれて深手を負った人々には、ぜひとも今年はウサギのように飛躍してもらいたい。

芸能界・・・一度沈むとなかなか這い上がってこれないのも事実・・・。


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