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2011大型サイボーグ美女番付 サナギから蝶へ~脱皮か美容整形か?

昨年は、美容整形大国・韓国からの使者であるアイドルグループ・KARAや少女時代がメディアに持ち上げられ、一方で日本古来のアイドル文化を復興させたかに見えるAKB48にも整形疑惑の根強いメンバーがいる。もちろん、思春期の少女たちに「成長」はつきものだし、加齢や化粧によって人間の顔などどうとでも変わるだろう。そのことを前提にしつつも、彼女たちの美顔を審査し、番付にしてみた。

 番付解説の前に、まず叶恭子・美香姉妹は「殿堂入り」とさせていただきたい。彼女たちの丸く大きな胸や、盛り上がったオデコ、鼻筋、大きく切り開かれた目、分厚い唇などは、いずれも「行きつくところまで辿りついた」モノであり、番付にノミネートしている面々も、経済的・体力的に許す限り美容整形を繰り返すことで、叶姉妹のように美しく(?)なる可能性もあり得るだろう。

【横綱】
(東)エイベックス三十路連合(浜崎あゆみ、KCO)
(西)エイベックスセクシーギャル軍団(後藤真希、谷村奈南、ICONIQ、BoA)
 栄えある横綱には、新旧エイベックス勢を挙げさせていただいた。まずは東の「三十路連合」だ。小室哲哉の妻でもあるglobeのKCO(38)は、全盛期と比べて信じられないほど顔立ちが変わってしまった。もともと美人であり、高校時代の卒業アルバムの写真を見ても、目はパッチリと大きく、鼻も筋が通っていて高く、アゴもシャープな彼女。しかし、芸能界に身を置くうちに、高みを目指しすぎてしまったのだろうか? 現在は鼻柱が低くなり、左右の小鼻の高さ、鼻の穴の大きさもアンバランスになってしまった。そして歌姫・浜崎あゆみ(32)。アイドルとしてパッとしなかった10代の頃と比べると、目は縦横2倍、鼻も眉間からグイッと盛り上がっているように感じられる。まだ30代前半にもかかわらず、肌ツヤは衰え、小ジワが目立つため、メンテナンスが追い付いていないのかもしれない。

 一方の西「セクシーギャル軍団」には、後藤真希(25)、谷村奈南(23)、ICONIQ(26)、 BoA(24)を選出。いずれもデビュー時の写真と比較すれば、「成長」と言い逃れできないほどに鼻が高くなっている。期待の大型新人として大々的に売り出されたICONIQは、02年に韓国のアイドルグループ「Sugar」のメンバー・アユミとしてデビュー済であったが、今とはまるで別人。セクシー写真集で名を売った谷村も、今年秋頃から鼻のラインに微妙な変化が見られる。浜崎あゆみ同様、眉間から不自然に鼻筋を盛り上げて高く見せているのである。後藤真希に至っては、一時期から乳房が急激に豊かになったため、豊胸疑惑まで......。

【大関】
(東)釈由美子    (西)川島なお美
 続いては大関。東の釈由美子(32)、西の川島なお美(50)は甲乙つけがたい名勝負だ。まるで同じ美容整形外科医の下で処置を受けているかのように、両者の顔立ちは徐々に似てきている。まずは釈だが、デビュー時の「ふんにゃかふんにゃか」な面影はもはやなく、二重は濃くハッキリとし、涙袋もぷっくり。釈、川島の2人も、眉間からプロテーゼ(※)を挿入して鼻を高くしているのか、オデコが不自然な盛り上がり方になっている。まるで、映画『アバター』のナヴィ族である。川島はシワが目立つ時と、鼻筋、アゴのラインがピンと張りすぎている時との落差が激しい。50歳であの美貌を保っているというだけでも奇跡的だが......。

【関脇】
(東)AKB48 (西)辻希美
 関脇は、 AKB48の現役人気メンバーたちVS元モーニング娘。だ。第二子出産でますます絶好調の辻希美(23)は、目頭&目尻切開疑惑が根強い。一時期は、あまりの大きさに目玉がこぼれ落ちるのではと心配になるほどであった。本人はブログ上で「整形してません」とにこやかに否定。この強かさこそが彼女の魅力なのかもしれない。AKB48はと言うと、「二重まぶた整形」の嫌疑がかかるメンバーは多く、チームBで渡り廊下走り隊にも所属する平嶋夏海(18)などはその典型だろう。注目は"第三のアバター"板野友美(19)である。AKB加入当時は一重まぶたで鼻も低かったが、バージョンアップを重ねた結果、現在はくっきり二重と高い鼻、アヒル口の得意な厚みのある唇、そして下まぶたのセクシーな涙袋を獲得した。写真によっては、もはや日本人に見えないこともあるほどの「成長」ぶりである。

【小結】
(東)真木よう子 (西)熊田曜子
 小結は、東の真木よう子(28)と西の熊田曜子(28)で「ダブルYOKO対決」としたい。真木は結婚・出産を経て、今年芸能界復帰。NHK大河『龍馬伝』に出演し、さらに女優としての格を上げた。だが、映画『SP THE MOTION PICTURE』の宣伝でいくつかのバラエティー番組に出演した際、全身からにじみ出る濃い疲労感や肌のブツブツが目立っており、家事・育児などの家庭生活と女優業の両立がいかにハードであるかをうかがわせた。熊田はと言えば、性愛についての指南書を上梓するなど迷走中。だが、未だに衰えを知らぬスーパー美ボディーは健在で、写真週刊誌のグラビアページに登場しては存在感を見せつけた。痩せ細った身体に釣り合わぬほどの爆乳を持つ、という共通点がある2 人。世間的には、真木は今が旬、熊田は旬を過ぎた女、という見方が強いであろうが、案外しぶとく生き残るのは熊田のほうかもしれない。

【前頭】
(東)少女時代 (西)KARA
 最後に、前頭は少女時代とKARAの韓国対決だ。今年、彼女たちに興味があろうとなかろうと、多くの人がイヤになるほど数多くのメディアで彼女たちの情報を目にしたことであろう。そのわりに、構成メンバーの顔と名前が一致するという人は多くはないのでは。「全員カワイイ」「全員スタイルがいい」「全員ダンスがうまい」など、さまざまなウリを持つ彼女たちだが、AKB48がブレイクするまでの道のりと同じく、浸透するまでは長い時間を要するだろう。さて、そんな韓国アイドルたちの膨大な量の"ビフォーアフター"画像が、インターネット上にはバラまかれている。KARAのク・ハラは、整形について「事務所社長の指示で行った」とカミングアウトしており、二重まぶた手術、鼻の手術、歯列矯正を行ったことが明かされている。ただし「顔全体の整形ではない!」と主張しているため、この程度のことは韓国ではさほど珍しくもないのかもしれない。

 いや、韓国だけではない。ハリウッドでも、日本でも、「美しき者が覇者となる」芸能界においては、ルックスの善し悪しが商品価値を大きく左右するのである。そのために美容整形を施すのはもはや当然のことであり、美貌維持のための定期的なメンテナンスも欠かせない。特に日本国内においては、2011年7月の地デジ移行を控え、まだまだ"お直し"需要が高まっていきそうだ。

 もちろん、ここに例として挙げた女性タレントの全員が美容整形を行っていると断定するものではない。心身の成長によって、サナギから蝶に脱皮するように、華麗なる変身を遂げることだってある。女はいつだって、キレイになれるのだ。

整形だろうが、なんだろうが、きれいならいいやー。


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