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テレビ業界裏事情…池上彰“タレント寿命”伸ばした?

来月いっぱいでレギュラー番組を卒業するニュース解説者の池上彰氏(60)。その引き際に、テレビ業界内では表向きは「なんとか引き留めたい」と残念がる一方で、「鮮やか。お見事。かえって“タレント寿命”を伸ばした」と賛辞がささやかれている。

 池上氏は3月末で「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」(テレビ朝日)など全てのレギュラー番組を降板する。ご当人は「取材や執筆活動に専念したい」と理由を語り、周囲には「世間で顔が売れてしまい、書店でのんびり本も探せなくなった」と本音を漏らしている。

 情報番組の放送作家は、現実的な見方を示す。

 「正月特番も含めた最近の集中的な出演を考えると、そろそろ視聴者も飽きてきたころ。池上さんを“一発屋芸人”にしてはならない。『いい質問ですね』の語り口に、『そうだったのか!』と、視聴者が新鮮に膝を打ってる間に、露出を抑えた方がテレビで“長生き”できます」

 テレビ業界で息の長い“巨人”として知られるビートたけし(64)や島田紳助(54)、明石家さんま(55)らは、“飽きられない”タイミングを心得ていて、番組を慎重に選んでいる。

 「さんまは、昨年10月に深夜枠からゴールデンタイムに格上げした『ホンマでっか?!TV』(フジテレビ系、水曜午後9時)で、またまた新たな鉱脈を探り当てた。アクが強い経済や軍事、心理学などの評論家陣に、うわさの真偽を解説させ、さんまが『ホンマでっか?!』と毒気のある突っ込みを入れて、笑いが起きる新しい形の“知的バラエティー”を確立した」(先の放送作家)

 正攻法でニュース解説してきた池上氏と“交代”するかのようなタイミング。池上氏の今後はどうなるのか。


 「池上さんには書く力がある。これには飽きが来ない。いったん原点に戻ろうと考えたのかもしれません。テレビを完全に引退するわけではなく、特番には出演するようですし、“テレビ解説者”としても、かえって息の長い活動ができるのでは」と芸能評論家の肥留間正明氏。

 落ちぶれてから撤退を余儀なくされるタレントが多いテレビ業界では希有な存在か。

見事な引き際というべきでしょうね。ただ、若干左よりの発言はいただけなかったですよ。

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