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渡辺謙、米アカデミー賞ノミネート

俳優・渡辺謙（５１）が出演した米映画「インセプション」が、２５日に発表された「第８３回米アカデミー賞」作品賞の最終候補１０作品に選出された。渡辺の出演作品が作品賞にノミネートされるのは、映画「硫黄島からの手紙」以来、４年ぶり。授賞式は２月２８日（現地時間２７日）に米・ロサンゼルスで開催される。

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　もはや“常連”ともいえる映画賞の最高峰へのノミネート。“世界の渡辺”は同作のノミネートに際し、日本テレビのニュース番組「ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯ」でコメントを発表。

　メガホンをとったクリストファー・ノーラン監督へ向け「ノミネートおめでとう。大変な撮影だったけど、好きなことを好き放題やって観客に喜ばれ、こうやって評価される。これはあなたの映画への熱い思いが形になった成果だと思います」と話した。

　自身の出演する作品が同賞の作品賞にノミネートされるのは、主演映画「硫黄島からの手紙」以来４年ぶり。

　「インセプション」は人の夢に侵入してアイデアを盗む企業スパイの攻防を描いたＳＦアクション作品で、渡辺は強大な権力を持つ大企業のトップ・サイトー役で出演。主演のレオナルド・ディカプリオ（３６）との“日米スター共演”が話題となり、７月に行われたジャパンプレミアでは、ディカプリオが「謙は日本の宝だ」と絶賛、２人の友情の固さと作品への充実感を漂わせていた。

　作品賞にはほかに、受賞最有力とされる「ソーシャル・ネットワーク」や最多１２部門でノミネートされた「英国王のスピーチ」など強力なライバルがそろうが、日米スターの強力タッグが“最後の栄冠”を狙う。

　「インセプション」はほかに監督賞など計８部門でノミネート。外国語映画部門の選考対象だった中島哲也監督の「告白」は候補入りを逃した。

渡辺謙もいいけど「告白」おしかったなー。残念！

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