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『AKB1/48 アイドルと恋したら…』

プレイステーション・ポータブル専用ソフト『AKB1/48 アイドルと恋したら…』(バンダイナムコゲームス)は、アイドルグループAKB48の美少女たちと恋愛ができるという、現実では絶対にありえない経験が楽しめるゲームだ。AKB48のメンバーがファンと恋愛をする事なんて地球がひっくり返ってもアリエナイ事だが、5229円(税込)を払えばゲームの中だけでもいい夢を見ることができるわけである。

このゲームのシチュエーションはこうだ。AKB48のメンバー全員が主人公であるプレイヤーにゾッコンな状態でゲームが始まる。すでにその時点でリアルさの欠片もない設定だが、プレイヤーはAKB48のメンバーのなかから1人を選び、愛を育む事になる。

『AKB1/48 アイドルと恋したら…』には様々なバージョンが存在する。通常版5229円、期間限定生産版7329円、初回限定生産版1万479円、プレミアムスペシャルパック3万6729円である。AKB48ファンならば、ここは黙ってプレミアムスペシャルパックを買うはずだ。まさか通常版や期間限定生産版で満足するようなファンはいまい。

各バージョンどれにも生写真が封入されており、通常版には1枚、期間限定生産版には3枚、初回限定生産版とプレミアムスペシャルパックには10枚が入っている。144種類の生写真があるので、すべての生写真をそろえるには通常版なら144本(75万2976円)、期間限定生産版なら48本(35万 1792円)、初回限定生産版なら15本(15万7185円)、プレミアムスペシャルパックも同じく15本(55万0935円)買う必要がある。

しかしそれは「あくまでラッキーだった場合の最低本数」なわけで、生写真がランダムで封入されている事を考えると、最低本数を買ったところですべての生写真が手に入るとは思えない。しかしファンにとって、それくらいの出費は痛くないと思われる。「自分たちがAKB48を支えているんだ! 頑張らなくっちゃ!」というスピリットがファンをATMへと走らせるはずだ。

また、『AKB1/48 アイドルと恋したら…』を買ったからといって、収録されているすべてのゲームを楽しめるわけではない。AKB48のメンバーが時刻を教えてくれるフォトクロック機能があるのだが、最初から収録されているのは内田眞由美ちゃんバージョンのみで、他のメンバーのフォトクロックを楽しむためにはダウンロードコンテンツとして1人につき300円を支払わなくてはならない。

AKB48の美少女メンバーは3つのチームに分けられており、チームAセットは2400円、チームKセットは2200円、チームBセットは2400 円でまとめ買いする事もできる。ゲームを買ったのにさらに支払う必要があるので驚くプレイヤーもいるかもしれないが、AKB48ファンにとって2000円程度のお金は安いものである。全メンバーセットもあって、それは3500円でダウンロードできるようだ。

つまり、『AKB1/48 アイドルと恋したら…』を完璧にしたいプレイヤーはプレミアムスペシャルパック(3万6729円)を買い、ダウンロードコンテンツ(3500円)も手に入れる必要がある。合計金額は4万229円だが、AKB48を支えるためにはこれくらいの出費は当然であり、ファンならば気にするほどの金額ではない。

AKB48ファンのなかには熱烈なファンもいるようで、AKB48全員とゲーム内で同時に交際したいという欲張りさんがいる。そんな人はPSPを 48台(80万6400円)購入して、『AKB1/48 アイドルと恋したら…』のゲームソフトも48本(25万992円)購入し、同時に恋愛を進める必要がある。それくらいやってこそ、真のAKB48ファンといえるのかもしれない。

このシーズン、ボーナスがたっぷりと入ったAKB48ファンも多くいる事だろう。いますぐ札束やクレジットカードを握りしめてゲームショップにGOだ! AKB48の人気は、あなたたちファンの「フトコロの広さ」にかかっている。

そこまで、好きなんかい!わたしゃ、熟女マニアなもんで、アラフォー48なんて存在したら
た、たまらんのー!

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