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悲痛!被災地出身の芸能人 生島ヒロシ「妹と連絡が取れない」

 「どうか無事であってほしい」-。11日に東日本を襲った東日本大震災。津波で甚大な被害が出た宮城県気仙沼市出身のフリーアナウンサー生島ヒロシ氏(60)は、「実家は流されたようだ」と明かし、「暮らしていた妹夫婦と連絡が取れない。避難していればいいのですが…」と苦悩を語った。ほかにも多くの東北人が、家族や知人の安否情報を祈るように見守っている。

 地震が発生した11日午後2時46分。生島氏は偶然、仙台市内のホテルで講演会の最中だった。「新潟県中越沖地震で新幹線に閉じ込められたり“地震慣れ”しているほうですが、経験したことのない揺れだった。停電でマイクの音声も出ない。すぐに講演会は中止になり、外に避難しました」

 翌12日は東京で仕事の予定があったため、すぐ帰京することに。しかし相乗りのタクシーを拾うだけで1時間半。福島県郡山市で別のタクシーに乗り継いだ午後10時すぎ、車内のテレビをつけて初めて地元の惨状を知った。「気仙沼が火の海になっていた。ああ…と。想像を超えていました」

 画面の中で、見覚えあるはずの風景が押し流されていく。家も車ものみ込む津波に言葉を失った。生島氏の実家は、跡形もなく壊れ、プラットホームだけになったJR南気仙沼駅のそば。「私の実家も、流されたと思います。心配はただひとつ。住んでいた妹夫婦と連絡がつかないんです」




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