3歳からピアノを始め、7歳でオーケストラと共演。これまでに数々のコンクール最年少記録を塗り替えてきた小林愛実は、2010年にいよいよCDデビュー。「ショパン国際コンクール in ASIA」受賞のほか、2010年の「ショパン生誕200年」には、ポーランドが「ショパンに貢献した世界の100人」に授与した「ショパン・パスポート」を最年少で受け取った。世界からの注目は広がる中、今回発売された2ndアルバムでは、自身がこよなく愛するベートーヴェンとシューマンに挑んだ。デビュー作『小林愛実Debut!』でも特に定評のあったベートーヴェンのソナタの中から、今小林愛実が3年前からずっと弾きたかったという「熱情(ピアノ・ソナタ第23番)」、そして「悲愴(ピアノ・ソナタ第8番)」、シューマンの名曲「子供の情景」、ピアノを習う人たちが必ず通る、王道曲を3曲収録。いずれも小林愛実が得意とする音楽性に富んだ深い作品だ。ほとばしる表現力で、様々な「音楽の深み」に挑戦。聴きごたえのある作品となっている。」